会計事務所だから出来る経営支援を
私達は中小企業の経営をサポートし、その発展に寄与することを使命だと考えています。
会計事務所は経営者や企業と永くお付き合いをしています。
また、会社の数値が分かるという強みを持っています。財務を軸として、中小企業の経営管理力を強化していく事を中心としてご支援し、結果として企業が持つ潜在能力を引き出し、成果を出し続けられる力強い経営を実現します。
例えば、売上を上げるコンサルタントは沢山いますが、財務の視点で見たときに本当に必要なのは、売上を上げることではなく、その前に粗利益率を向上させる事だと言うことが多々あります。
一方で、数字しかみないサポートでは成果を出すことは困難です。
私達は財務データと経営状態のヒアリングや現場の観察を通じて、何を、どのように、誰が、いつまでに、どの程度改善する必要があるのかというプランニングから実行まで一貫してサポートする事こそが、中小企業には必要であると実感しています。
成果を創出するために徹底的に「現場」にこだわる
私達は数字のプロとして財務を軸とした経営支援を行いますが、数字はすべて行動の影であり、財務を良くしようと思うと、経営の現場での行動を変えるしかありません。
業績が悪い企業は、財務上どこに問題があるのか、その問題はどのような経営活動の結果によるものなのかを知らなければ適切な支援は出来ません。
従って、私達は経営陣や現場の社員からのヒアリング、製造業であれば実際に工場を観察するなど、徹底して診断を行い、社長と共にどの様に改善していくかを話し合っていきます。
会計事務所の経営支援というと、「数字の話だけ」「具体的に何をしたら良いか分からない」「経営計画という名の数値シミュレーション」など、残念ながら誤解を受けている面があることは否定出来ません。
これには理由があるのですが、私達はこの現状を変えたいと強く思っています。その為に相互研鑽する場が野武士会神戸です。
野武士会神戸会員の経営支援に対する姿勢
当会会員事務所は経営支援業務は税務顧問契約とは別にフィーを頂いています。
もちろん、経営に関するご相談は税務顧問の範囲内でお答えいたします。
しかし、本当に成果が出せる経営改善や戦略推進の支援を行うためには、相当の時間を投下することが必要であり、無料でサポートすることは困難です。
そのため、私達は経営支援業務は「税務・会計と密接に連動するが、異なる業務」と捉え、高品質な役務提供を行うためにも有料であるべきというスタンスです。
上記の誤解を受ける理由は、顧問料の範囲内では現時的には対応することが難しいということにあります。
会計事務所業界は、典型的な労働集約型の産業であり、私達も事業体である以上は経営を成り立たせる必要があるという事をご理解頂ければ幸いです。